県政報告170 「心のバリアフリー社会」実現を 県議会議員かながわ民進党県議団 はかりや珠江
県立の障がい者施設「津久井やまゆり園」で19名もの尊い命が奪われた悲惨な事件から1年がたとうとしています。
県は事件のあった7月26日を含む1週間(24〜30日)を「ともに生きる社会かながわ推進週間」とし、共生社会実現に向けた啓発活動を進めています。
*ともに生きる社会かながわ憲章
この事件は「障がい者はいなくなればいい」という偏見や差別意識を持つ人物による許しがたい凶行で、手厚い被害関係者へのケアが重要です。また、同様の事件の再発を防ぐためには多面的な対策を講じていかなければなりません。
その一つとして昨年10月、県と県議会は共生社会実現にむけた理念を県民の皆さんと共有すべく「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定しました。
憲章では「◎温かい心をもって、すべての人のいのちを大切にする◎誰もがその人らしく暮らすことのできる社会を実現する◎障がい者の社会参加を妨げるあらゆる壁、偏見、差別を排除する◎憲章の実現に向け県民総ぐるみで取り組む」を掲げています。
県民の皆さんの関心を高めるため、イベント的な啓発活動もあっていいと思いますが、内容は吟味すべき。「心のバリアフリー」を図るには、様々な機会をとらえ、地域で障がい者の方々と一緒に活動する場面を作ることが大切だと思います。
*共生社会実現にむけて
県では「障がい者を特別視せず、一般社会の中で普通に生活が送れるよう条件を整えて、共に生きる社会がノーマルな社会である」という「ノーマライゼーション」の考え方を根底に、「ひとりひとりを大切にする」を基本理念として「障害福祉計画」を策定。具体的な支援を実施し、自立支援・就労支援等を進めてきました。計画の目標が未達成なものは、要因を探り軌道修正していかなければなりません。
共生社会実現を後押しできる条例の制定も視野に入れつつ、これからも「ほんとの笑顔」を増やせるよう努力を続けます。
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