県政報告174 かながわの名産品振興を 県議会議員かながわ民進党県議団 はかりや珠江
超大型で強い台風21号の影響で、記録的な大雨や暴風に見舞われました。自然災害はいつ起こるかわかりません。減災への備え、点検しておきたいですね。
前回に続き、9月22日の一般質問の報告です。
*県産品の振興について
ラグビーW杯や東京五輪の開催で、神奈川には国内外から今後さらに多くの観光客が訪れます。このチャンスを活かし、県産品振興や県内産業の活性化に繋げるためには、しっかりした戦略が必要です。
各自治体は「ふるさと納税」をきっかけに特産品を返礼品に活用。ファンを増やし、観光や移住に結びつけようと知恵を絞っています。こうした動きが加速する一方、神奈川では魅力ある県産品はあるものの認知度が低い点で課題があります。そこで今後の県産品振興について取り上げました。
*「名産100選」見直し
県では、箱根の寄木細工や鎌倉彫等の工芸品、湘南のシラス・三浦のスイカといった農林水産物を「名産100選」として認定し、周知のためのパンフレットを作成。しかしその認知度は低く、認定と県産品振興がうまく結びつかない状態にあり、作成から10年が経過していました。
質問では「名産100選」の見直しと共に、誰をターゲットに何をどのように売るのか、戦略性をもった選定・販売・PRをすべきとの提案をしました。
知事からは「検討部会を設置して、名産100選を抜本的に見直し、具体的な観光誘客に活かすための戦略を検討する」との答弁がありました。
県には地産地消を推進するため、一定の基準をクリアした優れた農林水産物を登録する「かながわブランド」という制度もあり、「名産100選」とのすみわけも必要です。
どちらの取組みも、まずは県民の皆さんに知って頂くことが大切。一層の工夫を期待したいと思います。
*「かながわ屋」の充実
観光・物産の振興を目的に設置された「かながわ屋」は、山下公園近くのシルクセンター1Fに設置されている県のアンテナショップ。県が家賃や委託費を負担し、運営は観光協会に委託。設置後15年以上が経ち、売り上げは伸びているものの、設置目的をどの程度達成できているのか、細かな検証はされていません。海外観光客の増加も視野に入れ、これまでの検証を行い、設置場所や運営形態などの再検討を提案しました。
知事は「販路拡大や新商品の開発支援の強化、神奈川の魅力を発信できるようコンビニや百貨店などに働きかけ、セールス活動にも力を入れたい」と前向きな方針を示しました。
観光振興や県産品の販売促進は、県内産業の活性化につながり、工芸品の技術継承などにもプラスになります。今後も県産品振興の取組みを注視していきたいと思います。
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