県政のひろば いのちに「想定外」はない 県議会議員自由民主党 三橋 まさお
「想定外の出来事」に対する選択は人それぞれです。ただ、普段から「こんなこともあろうかと」と準備されている方はあまり多くないでしょう。
県は今年度の補正予算から「いのちかがやくマグネット神奈川」として、災害・救急対策や再生エネルギーの利用といった「こんなこともあろうかと」という見地からの政策を進めています。その実施にあたり、みなさんと厳しくチェックしていかねばなりません。
警察対策本部のバックアップ拠点を整備することや、県と市町村を衛星回線でつなぐことは、県民のいのちを守る上で大切ですが、それだけで大規模災害に対応できるとは思えません。国や他県と連携を図るなど、さらなるバックアップを考えることも必要です。例えば、橋下大阪府知事が提案した首都機能のバックアップ体制の構築や自治体のIT機能を別の場所に展開する自治体クラウドも重要な視点です。
「こんなこともあろうかと」という見地からの政策は、公共の機能やサービスを維持するバックアッププランを作ることを意味します。防災計画や様々な分野でバックアッププランが必要だと私は考えます。
知事は太陽光パネル設置に関する公約を修正しましたが、スマートエネルギーを議論する必要性や問題の根本は消えていません。知事の公約に対するバックアッププラン「プランB」は何かを追求していきたいと考えています。(11月24日号に続く)
連絡先 info@3hashi.jp
神奈川県議会議員 三橋 まさお
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