県政のひろば 政治に「やさしい眼差し」 県議会議員自由民主党 三橋 まさお
「決断する政治」と巷では言われています。「社会保障と税の一体改革」では明らかな数字の根拠も議論もしっかりと見えません。突如現れた17%の消費税率がひとり歩きしています。努力や議論を尽くして良い議決であることが本来ですが、今のままでは議論も尽くさず、悪い決断だけがひとり歩きしそうです。
また、大阪から起こった地方改革のうねりも大きくなっています。私は数年前に、自民党かながわ政治大学で道州制に関する本の部分執筆を担当し、地方改革は必要と考えています。しかし、今は地方改革が政策より選挙を目論んだ社会運動として高まっています。盛り上がりも重要ですが、具体的な政策で議論を早急に積み上げ、分かりやすく説明し、決められる民主主義にしなければなりません。
同時に、かながわ政治大学では「やさしい眼差し」をもって行動することも教えていただきました。今は自然災害、人災、さまざまな問題が差し迫っています。ただ議論するだけでは、問題解決につながりません。県の本予算を審議する2月からの議会では、災害対策、文教政策、いのち輝くマグネット神奈川の福祉政策に、住民視線を反映させていきます。
昨年の「絆」の芽生えは、公共意識の芽生えにつながり、「やさしい眼差し」をもった公共がうまれています。パブリックコメントやこの「県政のひろば」などを通し「南の風はあったかい」南区から、「やさしい眼差し」を反映していきます。■http://www.3hashi.jp/guide
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