県議会で16年ぶり 県政報告 議員定数2減で105に 神奈川県議会議員民主党・かながわクラブきしべ 都
県議会は20日の本会議で、議員定数を現行の107から105に削減する条例改正案を可決しました。昨年1月から議会改革検討会議で定数や選挙区の在り方を議論してきました。
3つの政令市を抱え、数字だけの削減では、政令市以外から選出される議員の割合が減り、多様な意見が反映できなくなります。また、議員1人当たりの人口は東京都を除き、道府県議会で最も多く、「議会改革と行政改革は違う」という視点から、定数削減ありきではないとしました。
8つの常任委員会の運営と地域代表的な性格に配慮し、1委員会13人とし、委員会に所属しない議長を足して総数105人を算出しました。今回は、選挙区の区割り変更は行わず、横浜市青葉区と川崎市川崎区で1人ずつ減らします。定数削減は16年ぶりです。来春の選挙から適用され、南区は定数2のままです。
これでは不十分という声もありますが、4年前に民主党が提案した削減案が否決されたことを思い返すと、今回、削減に踏み切れたことは一歩前進です。
今後も人口動向や県財政の状況、政令市への権限・財源移譲、大都市制度など、県行政の在り方について、皆さんのご意見を伺いながら議論を継続していきます。
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