神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2014年12月25日 エリアトップへ

保土ケ谷シニアのOBで、現在社会人野球チームに在籍し将来を嘱望される 平尾 泰勢さん 常盤台出身 23歳

公開:2014年12月25日

  • LINE
  • hatena

闘志あふれる若き努力家

 ○…大きな体に人懐こい笑顔を浮かべながら「公式戦の結果がイマイチで、実力が足りないな、と改めて感じました」と今年1年を振り返る。社会人野球・三菱日立パワーシステムズ横浜に所属し、来年で6年目。プロ球団入りへの期待の声が聞かれる中、自身の活躍については言葉の端々から悔しさをにじませ、目の奥からは来シーズンに向けた熱い闘志を感じさせた。

 ○…区内・常盤台出身。幼稚園児の頃、父親に少年野球の練習に連れていってもらったことがきっかけとなり、野球の世界へ。ピッチャーとしてマウンドに立ち、中学生になると硬式野球クラブ「保土ケ谷シニア」に入団。肘のけがから内野手へ転向すると、打撃の才能が花開く。ティーバッティングなどで1日500回バットを振ったほか、食事面にも気を使っていたという。「体が細かったので、昼食におにぎりを7個も食べたり、どんぶりでご飯を食べていました」とパワーの源を語る。2年生にレギュラーを勝ち取ると、徐々に打順を上げ、3年の秋に4番の座に。今も自負するパワーヒッターの礎は、この時築き上げられたものだ。

 ○…西区で寮暮らしをしながら練習で日々鍛錬を続ける中、2週間に1度は顔を出すという常盤台の実家が束の間の休息の場だ。両親が作ってくれる食事が何よりも楽しみだという。「2人とも料理が上手くて、父のステーキやハンバーグ、母のグラタンは小学生の時から大好き」と子どもらしさをのぞかせた。

 ○…来シーズンの目標を「公式戦打率3割」と掲げる。今年は「打ちたい」という気持ちが先走るあまり体が硬くなってしまい、結果が出ずさらに焦ってしまう悪循環に陥ってしまったという。監督に言われた「全部打てるわけではない。打てるボールを狙っていけ」という言葉を胸に、現在研鑚の時を過ごす。「死にもの狂いで練習し、レギュラーをつかみ取りたい」。若き才能が日の目を見る時は近い。

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版の人物風土記最新6

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月25日

本田 悦二郎さん

保土ケ谷警察署の新署長に就任した

本田 悦二郎さん

川辺町在勤 57歳

4月18日

加藤 和さん

アートホールで開かれるDVD鑑賞会の上映前に舞台に立ち作品紹介する

加藤 和さん

花見台在勤 62歳

4月11日

山本 将大さん

ダウン症のドラマーで、地域を拠点にバンド活動を行っている

山本 将大さん

仏向町在住 18歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

伊藤 奈美さん

子育て中の親子に交流の場などを提供する「パオパオの木」の代表を務める

伊藤 奈美さん

狩場町在住 53歳

3月21日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook