思い出添え洋服交換 金銭介さず出会い生む
着なくなった洋服をメッセージとともに、新しい持ち主へ――。金銭を介さずに服や雑貨を交換し合う「Xchange(エクスチェンジ)」という取り組みが、豊岡町で服飾雑貨などを扱う「meso」で2月9日と12日、13日の3日間行われた。
エクスチェンジとは、環境問題等にフリーランスで取り組んでいる丹羽順子氏が提唱し、全国各地で実施されているプロジェクト。参加者は、自由に服を持ち寄り、気に入ったものは無料で持ち帰ることができる。
服には、「エピソード・タグ」というカードを付ける。服にまつわる思い出や、新しい持ち主へのメッセージを添えることができる。
同店の高橋聡子さんは、雑誌記事からこの取り組みを知り、3年ほど前から実施している。エクスチェンジに出会う前は、「着ないでダメにしてしまう服」が多かったという。「着てもらってこそ服。一着一着大事にする気持ちを持ってほしい」と高橋さんは話す。
区内から参加した主婦は、「自分が持ってきた服が他の人に持って行ってもらったときがうれしい」と語る。「お金にはならないかもしれないけれど、人とのつながりや出会いに関われることが魅力」だと高橋さんは話していた。
同店では、3月9日、12日、13日にもエクスチェンジを実施予定。詳細【URL】http://ameblo.jp/riiro/
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