市場中学校生徒を対象とした福祉体験が10月24日、同校で行われた。当日は生徒以外の地域住民らも来場。区内在住の視覚障害者の松坂治男さん=人物風土記で紹介=による基調講演もあった。
この企画は鶴見区社会福祉協議会の協力のもと、障害者とのふれあいを目的に毎年同校で開催されている。講演後は福祉実践授業も開催。1年生は車いす・高齢者体験、2年生は手話学習、3年生は点字学習を通して障害者への理解を深めた。
講演は松坂さんが上着を脱いで「あまちゃんTシャツ」を生徒に見せ、笑いが起きるなど和やかなムードで開幕。松坂さんは音声ガイド付きのパソコンを用いながら話し、「視覚障害者は駅のホームが最も困る。勇気をもって半歩近づいて声をかけてみて」と自身の経験を踏まえ、視覚障害者との接し方やコミュニケーションの重要性を訴えた。
生徒らは真剣に耳を傾け、終了時には大きな拍手が送られた。
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