子どもら、海の恵に感謝 生麦で魚貝法要の会
生麦魚介商組合(昼間和久理事長)による魚貝類供養放生会が7月26日、魚河岸通り近くの貝殻浜などで行われた。
放生会では、魚貝を売り生計を立てている同組合員らが魚たちへの感謝をこめて、生麦地区の寺での法要と、貝殻浜での魚や貝の放流を行っている。正確な記述などは残っていないが、戦後間もなくから始まったと言われている。昼間理事長は、「魚屋として皆あたりまえのこととして続けてきた」と話す。
当日は、同組合員や地元住民のほか、生麦小学校の3、4年生約30人が参加。参加者は慶岸寺=生麦=で法要に出席。同寺の林田康順副住職がアサリやウナギを横に置きながら読み上げる経に耳を傾けた。法要の中で林田副住職は、「放生会は、魚たちの気持ちになって、海に放つということ。命を大切にする気持ちをこれからまた1年大事にして」と呼びかけた。
法要後、参加者は貝殻浜でウナギやアナゴ、アサリを放流。参加した生小4年の神野遥香さんと間宮香月さんは、「食べ物の命は大切だなと感じた。今までとは違う気持ちでご飯を食べれそう」と話していた。
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つるぎん27日に4月25日 |
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