市場下町で施設・業務用照明を開発・製造・販売するプリンス電機(株)(寺嶋之朗代表取締役社長)が、環境省と連携し、温暖化防止に向けた国民運動「COOL CHOICE(賢い選択)」を呼びかけている。
COOL CHOICEとは、省エネ・低炭素などの環境配慮型製品やサービス、行動を選択することを促す運動。国は2015年7月から呼びかけを始めており、自治体や企業、団体と連携し、30年まで継続して普及を進めていく。
環境活動を継続
プリンス電機は、15年10月から運動に参加。10年以上前から環境活動を進めてきた。省エネになるLED照明や蛍光灯の提案、学校などでの環境出前講座などを実施してきた。
今後はこれまでの活動を継続しながら、「COOL CHOICE」を啓発する。「自社製品の普及啓発を通じ、市場により多くの環境配慮型製品が生まれるようになれば」と同社は話す。
企業の努力不可欠
国が温暖化対策を進める上で、企業の協力は欠かせないと同社は感じている。
15年に開かれた国連機構変動枠組条約21回締約国会議(COP21)で、途上国も合意した温暖化対策「パリ協定」が締結され、「国は今後さらに温室効果ガス削減に力を入れる」と同社は予測。「企業は環境配慮型製品を開発・普及し、消費者にもメリットを理解し選んでもらわなければならない」と説明する。
例えば一般の照明より割高なLEDも、目先の価格ではなく、長い目で将来の地球への効果を考え、選択してもらうことが必要だという。「企業と消費者、両者が地球環境のための『賢い選択』をとる意識を」と同社は話している。
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つるぎん27日に4月25日 |
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