地域の身近な相談相手として行政とのパイプ役などを担う民生委員の全国一斉改選にともない、鶴見公会堂で12月1日、区内で新たに活動する民生委員・児童委員と主任児童委員計331人に対する委嘱状伝達式があった。
民生委員は、町会から推薦された住民が、厚労省から委嘱される特別職の地方公務員で、児童委員も兼ねている。市では200〜440世帯に1人を基準に配置。担当地区内で生活や福祉などに関する住民の困りごと相談、高齢者の見守りといった活動を行う。中でも、児童福祉を専門的に担当するのが主任児童委員となる。
民児協「町会に感謝」
1期3年ごとに一斉改選される民生委員。今年、区内では331人に委嘱された。7人の欠員があったものの、定数338人に対する充足率は97・9%となり、市内18区中1位だった。
当日、会長再任が決まった鶴見区民生委員児童委員協議会(民児協)の神保修治会長=人物風土記で紹介=は、「推薦してもらった町会など、みなさんのおかげ」と感謝した。
また、征矢雅和区長は、全体的には高齢化していると鶴見区の現状に触れた上で、「孤立や認知症、老々介護など、さまざまな課題がある中、地域の相談役として頼れる存在であってほしい」とエールを送った。
民児協役員は以下の通り。敬称略・順不同。カッコ内は担当地区。
▽会長=神保修治(市場)▽副会長=西澤昭彦(下末吉)、小林政晴(小野町)▽監事=小清水峰子(潮田東部)、皆川慈保(寺尾第二)
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