鶴見区はこのほど、高齢者向けに各種サービスを展開する機関の連絡先を網羅した「困ったときの情報ガイド」を作成し、区役所などで配布している。
ガイドは当初、昨年12月に一斉改選があった民生委員のために企画。新しく委嘱された民生委員が、初めての訪問の際などにツールとして活用できるようにと考案されたが、関係各所からの評判が良く、一般向けの配布にいたった。
項目ごとに記載
ガイドはA3判の三つ折りで、財産管理や配食、住まいの相談といった日常生活関連、緊急時の連絡先など、カテゴリにわけて記載。困ったときだけでなく、趣味や生きがいの項目も設け、社会参加につなげる工夫も凝らした。
区によると、分野ごとに冊子などはあったが、一覧としたのは初めてという。一般配布用は3千部で、鶴見区役所2階の福祉保健課、3階の高齢・障害支援課のほか、区社会福祉協議会、区内各地域ケアプラザで配架中だ。
区担当者は「知りたいことをコンパクトに知れるようにした。充実した生活を送るきっかけになれば」と話している。
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