神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2017年2月2日 エリアトップへ

ロボットとの共生考える 鶴総生 体験通し未来学ぶ

教育

公開:2017年2月2日

  • LINE
  • hatena
ペッパーと触れあう女子生徒ら
ペッパーと触れあう女子生徒ら

 県立鶴見総合高校で1月27日、仕事とロボットを考える授業が行われ、介護福祉基礎を受講する2・3年生35人が、実際に介護現場などで活躍中のロボットと触れあった。

 授業は、県央地区のさがみロボット産業特区をもつ県の「ロボット体験キャラバン」の一環。2015年度からスタートしたキャラバンは、介護福祉施設などの現場がメインだが、将来の担い手となる高校もターゲットとしている。

 今回は、全国各地で福祉ロボット体験の出前講座を実施している(一財)日本福祉力検定協会と連携。同協会が学校に声をかけ実現した。

会話は人間同士がいい

 当日訪れたロボットは、クイズや歌、ダンスなどもできる小さな人型のパルロ、装着型動作補助装置のマッスルスーツ、ソフトバンクのペッパーなどの5つ。また、区内末広町のWHILL(株)も協力し、同社が手がける最先端車イスの試乗体験もあった。

 生徒たちは事前に、県が専門家監修のもと製作した、2028年の未来を描いたアニメを鑑賞。授業ではロボットたちの機能や活用例などの説明を聞き、体験した。

 同協会の講義で、将来、ロボットに置き換わる職業などを学んだ生徒は、体験を通して人間にしかできないことなどを考察。「気持ちを考えて話す」「アイコンタクト」などを挙げ、人間の方が価値があるものとしては、「会話は人間同士がいい」との声があった。

 県担当者は「空想の世界の話ではなくなっている。ロボットは作るだけでは普及せず、使う人の成長も必要」と総括。生徒に向け、「今後社会に出たとき、ロボットを使った新しい仕事が必ず出てくる。そのときはぜひチャレンジを」と語った。

鶴見区版のローカルニュース最新6

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

總持寺・花月園を巡る

神奈川歴史散歩

總持寺・花月園を巡る

5月25日、約4キロ

4月25日

つるぎん27日に

「生活の困りごと気軽に相談を」

「生活の困りごと気軽に相談を」

生活支援コーディネーター PR動画を作成

4月25日

非常用トイレ備えて安心

自宅便座に簡単設置

非常用トイレ備えて安心

マンションで逆流トラブル

4月25日

横浜BCが新たな船出

横浜BCが新たな船出

BUNTAIで3試合

4月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook