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高津区版 公開:2013年3月29日 エリアトップへ

第86代高津警察署長に就任した 花家(はないえ)憲也(けんや)さん 溝口在住 53歳

公開:2013年3月29日

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「絆」を力に安全な街へ

 ○…19日付けで第二機動隊から高津署に赴任。約200人の署員に向けた訓示では、基本に立ち返るため「署員同士の対話を大切にすること」「約束ごと、ルールの遵守」「やるからには一生懸命、全力で取り組むこと」といった3点を心がけようと訴えた。「署員一人ひとりが持っている能力は違うが、お互い協力することでその力は大きく広がる」と話し、何度も「絆、団結力」を口にする。

 ○…自衛官だった父親の影響と柔道をしていたことから、大学卒業後警察官に。先月には、勤続30年のお祝いを家族に開いてもらった。警備や機動隊勤務が多く、成田空港、警察庁時代には沖縄サミットの警備など、その時々に強い使命感を持って取り組んできた。中でも印象的だったのは、県議会で議員の意見や要望に対応する4人だけのセクションに携わった時。「住民の警察に対する思いや要望を多く聞くことが出来た。その経験から、開かれた警察を意識するようになりました。地域の人との対話を大切にしていきたいですね」

 ○…厚木市の出身。大学の寮に住むまで大山の麓で過ごした。「大山に続く街道があるこの街に来たのも、何かの縁でしょう」と笑う。中学時代は陸上や野球に熱中。大学在学中は柔道で汗を流し、現在6段の腕前だ。今はマラソンやジョギングで体を動かし、妻と散歩することが息抜きだという。「高津は歴史がある街。時間が取れたら、妻と旧所名跡を歩いてみたい」

 ○…「高津の住民は、自主防犯など地域への関心が高い。みなさんが協力して地域を守っているという印象が強い」。人口が増え続けている高津区については「住民間の安全に対する意識の差は大きい。啓発が必要」と考え、自ら街頭で住民に訴えていく。「署員に常に指示しているのは、仕事に責任や誇りを持って地域住民と接すること。我々も力を合わせて、街の治安維持に取り組んでいきます」と力を込めた。

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