神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2015年10月16日 エリアトップへ

今年、高津区薬剤師会会長に就任した 恵木(えぎ) 立(たつ)さん 久本在住 45歳

公開:2015年10月16日

  • LINE
  • hatena

健康づくりに不断の努力

 ○…今年、会員約30人が所属する高津区薬剤師会の会長に就任した。「身が引き締まる思いです」。凛と語るその声に、新会長としての責任感をみなぎらせる。「薬剤師は健康相談の何でも屋さん」と考えている。ただ薬を渡すだけでなく「時間をかけてじっくり患者の悩みを聞き、心に寄り添って相談に乗ることができる。それがこの仕事のやり甲斐。地域の人々との心のつながりを大切にしていきたい」と話す。

 ○…区内新作に生まれる。幼少期から、地元で漢方薬の販売店を経営していた父の背中を見て育った。日々訪れる多くの患者と真摯に向き合い、健康づくりに貢献する父の姿に「自分も将来、薬の専門家になりたい」と薬剤師の道に進んだ。「医療も薬学も日進月歩。次々と新薬が生まれ、日々勉強を続ける」この仕事に誇りを持って臨んでいる。

 ○…洗足学園の幼稚園児だったころ、母の影響でピアノを習い始めた。音楽への関心が高まり、小学校ではリコーダー演奏を好んで楽しんでいた。「縦笛だけでなく横笛もやりたい」と、大学では管弦楽団に所属し、フルートに打ち込んだ。音楽への興味は尽きず、薬剤師として開業してからも趣味としてフルート演奏を楽しむという。アウトドアも好きで、富士山の裾野でキャンプをしたり、富士五湖での釣りを楽しんだり、妻子とともに自然の中で過ごす時間を大切にしている。「いつか船に乗って太平洋を横断してみたい」。夢を語るとき、眼差しに少年の瞳のような輝きが宿る。

 ○…胸の中に、ずっと根付いている思いがある。「目的を達成できる人はできるように努力する。達成できない人はできない理由を見つけようとする」。新会長として目指すのは、会員同士の交流を深め、さらに風通しの良い薬剤師会の実現。自ら「できない理由を探す」のではなく、不断の努力で、地域の人々の健康を支え続けたい。

高津区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月26日

遠藤 勝太郎さん

町会ぐるみで地域の活性化に尽力する

遠藤 勝太郎さん

子母口在住 78歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

川崎市出身 26歳

4月12日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

川崎市在住 20歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

國富 多香子さん

「グリーフケアカフェあかりmâmâ」の共同代表で、初めて講演会を企画した

國富 多香子さん

中原区在住 49歳

3月22日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook