鎌倉版 掲載号:2017年8月18日号
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鎌倉市歯科医師会の会長に就任した田中 直人さん逗子市在住 64歳

口内から市民の健康実現を

 ○…市内で開院する歯科医師ら約120人が所属し、小・中学校での歯科健診、成人の歯周疾患検診のほか市民向け啓発事業などを行っている鎌倉市歯科医師会。その新会長にこのほど就任した。「近年、口内の健康が身体全体の健康と密接に関連していることが改めて注目されています。行政や他の医療機関とも連携しながら、市民の健康を実現できる体制を整えていきたい」と意気込む。

 ○…同会は今年11月、市内台に「歯科口腔センター」の開設を控える。レイ・ウェル鎌倉の閉鎖に伴って同会事務所の一部で運営してきた休日急患歯科診療所とともに、訪問診療の拠点にもなる同施設。来年1月以降は障害者診療も開始する予定だ。「団塊世代が75歳以上の後期高齢者になると言われる2025年を控え、よりレベルの高い歯科医療を市民に提供していく」と表情を引き締める。

 ○…兵庫県西宮市出身。「幼い頃から人の身体の成り立ちに興味があった」という。歯科医師を志して神奈川県内の歯科大学に進学。勤務医を経て1987年に市内梶原で開業した。「鎌倉は歯科治療に対する意識が高い人が多く、治療方針の説明などもよく理解してもらいました。偶然ですが大きな社宅が近くにあって、意外に関西出身の患者さんが多かったこともうれしかった」と振り返る。

 ○…娘家族と同居しており「毎日が戦争のようだけれど、2歳半の孫の成長を感じられることがうれしい」と目を細める。趣味はフラワーアレンジメント。以前から興味があり5年ほど前に始めた。「自然の秩序に基づいた美しさをいかに作品に生かすか。それを考え作業に没頭している時間が楽しい」と笑顔を見せる。もっとも会長就任に伴って現在はレッスンをお休み中。「質の高い歯科衛生士の育成や若い世代の会員の参加促進など会全体の課題に取り組みながら、地域の歯科保健充実のために精一杯頑張りたい」と力強く語った。

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