横浜市と東急電鉄(株)が進める「次世代郊外まちづくり」の地域連携プログラムがこのほどスタート。第一弾として7月18日から3日間、美しが丘中学校の生徒と芸術グループ「アオバアート」の谷山恭子さんが地域住民にインタビューした。
これは2012年に始まった取り組みで、美しが丘1〜3丁目をモデル地区に、高齢化や老朽化が進む郊外住宅地の再活性化を目指す事業だ。今回のプログラムはこれまでの活動をさらに発展させ、アーティストの谷山さんと同校生徒が連携。たまプラーザに携わってきた人に話を聞き、今後のまちづくりを考えるきっかけを作ろうというものだ。谷山さんは「街の歴史や思いを共有することで幅広く交流できれば」と話す。プログラムを通して次世代の担い手育成を目指すと同時に、地域に関わる多様な組織のまちづくりへの協力体制の構築や、公的資源の有効活用も目指していく。
18日には多摩田園都市の開発に携わった東急電鉄(株)OBの西山克彦さんが講話し、同校生徒21人が参加。西山さんは美しが丘の住宅地の設計法や住民とともに開発を進めたことを語った。参加した東條円香(まどか)さんは「知らなかったことを聴くことができ、貴重な体験だった」と話した。同社担当者は「街に愛着を持ち次の世代を担ってほしい。今後も企画したい」と話した。
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