たまプラーザの住民らによる集団パフォーマンス「まちなかパフォーマンス」が規模を拡大し、準備が進んでいる。3回目の今回は約200人規模の予定で、11月28日の美しが丘公園ペアツリーの点灯式に合わせた本番に向け、参加者は練習を重ねている。
今回のパフォーマンスはストーリー仕立てで、さまざまな国の民族舞踊と音楽で構成。文化が交ざり合い、新たな文化を生み出すイメージから、米ニューオリンズの伝統料理、ごった煮を意味する「ガンボ」と名付けられた。
プロジェクトには、ダンス指導等で地域内外を含む専門の6団体・個人が協力。全員で踊るたまプラーザオリジナルのダンスでは、役者で美しが丘在住のスガマサミさんが指導し、振付も行った。スガさんは一昨年に家族が参加したことがきっかけで昨年から協力。「参加後、地域で声をかけてもらうことも増えた」という。
このほかパラグアイ出身で美しが丘在住のアルパ奏者、エンリケ・カレーラさんらが協力する同国の「ボトルダンス」や、東欧少数民族の舞踊「タタロチカ」等も披露される予定だ。
主催は「『たまプラー座だよ!全員集合!』まちなかパフォーマンス プロジェクト」。主婦の林月子(つきこ)さんが、一昨年にゼロから前身を立ち上げた。横浜市と東急電鉄が取り組む「次世代郊外まちづくり」のワークショップに参加し、「(公共の場で突如パフォーマンスを行う)フラッシュモブを地元でやりたい」と企画したのがきっかけ。同年に同プロジェクトの認定を受けて約150人でフラッシュモブを実施した。「大人も子どもも成長し合えたと感じた。住民同士のこのつながりを続けたいという参加者の思いから、活動が続いている」と語る。ダンス参加者は9月13日時点で約130人が集まり、現在も募集を続けている。詳細はウェブサイト(【URL】https://www.facebook.com/tamaplaza)。
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