藤が丘商店会(佐々木恵美子会長)が、第4回「かながわ商店街大賞」の特別賞を受賞した。県内の商店街の優れた取り組みを表彰するもので、継続的な講座や店舗を巡る独自イベントの企画が評価された。
かながわ商店街大賞は、神奈川県や(公社)商連かながわなど県内の経済団体からなる同実行委員会が主催。商店街の取り組みを表彰、紹介することでその魅力を広め、商店街全体の活性化を目指している。2013年から行われており、今回は応募17団体から大賞に神奈川区の六角橋商店街連合会、準大賞に川崎市の平間銀座商店街振興組合が選出。藤が丘商店会は座間市の「みどりとさくらの街さがみ野」とともに特別賞に選ばれた。
藤が丘商店会は1973年に発足し、現在は藤が丘駅周辺の商店会70店舗が加盟している。「個店の持つ魅力を伝え、店主と住民の顔の見える機会を」と、独自の取り組みを展開。12年からは「藤・カルチャー・カフェ(FCC)」として商店主らが講師となって行うミニ講座を継続している。時計店店主による時計作りや、酒店とそば店共催の「昼酒を楽しむ会」など各店の特長を生かし、趣向を凝らした企画で店舗に足を運ぶ機会を創出。また14年からは「汁まつり」も開催。飲食店の汁物メニューを食べ歩くスタンプラリーという独自のイベントで、商店会の活性を図っている。主催者からは「商店が点在するタイプの商店街の模範になる」と評価された。
佐々木会長は「このような賞をいただけたことは大変名誉で、今までの苦労が報われた思い。これからの商店会活動にも、より力を入れて取り組んでいきたい」と笑顔をみせた。
<PR>
青葉区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
新型コロナワクチン定期接種は2月28日で終了65歳以上等の方はお早めに接種をご検討ください。(3,000円、接種券不要) |
<PR>