神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2020年1月16日 エリアトップへ

桐蔭、悲願の単独V ラグビー花園で逆転劇

スポーツ

公開:2020年1月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
報告会であいさつする伊藤主将
報告会であいさつする伊藤主将

 桐蔭学園高校ラグビー部が1月7日、第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会で初の単独優勝を果たした。2011年の東福岡高校との両校優勝以来9大会ぶりの栄光で、単独日本一は創立以来の悲願だった。

 花園は5年連続18回目の出場。準決勝では名門東福岡高校を34対7で下し、2年連続7回目の決勝へと駒を進めた。相手は奈良県代表の御所(ごせ)実業高校で、5度の優勝経験を誇る常翔学園に快勝した強豪だ。試合は初優勝を狙う御所実に序盤から押し込まれ、トライとコンバージョンの7点を先制される。続く17分にもトライを決められリードを許すなど苦戦が続き、3対14で後半へ。

 猛追を誓った後半の6分に、2年生青木恵斗選手がダブルタックルを破ってトライ。コンバージョンも決めて7点を奪取する。そして16分、エースの伊藤大祐主将が自陣から大きく抜け出し、パスを受け取った2年生秋濱悠太選手が見事トライを決めて逆転。流れを変えた桐蔭はその後も青木選手がワンハンドパスで3年生西川賢哉選手につなぎトライ。最後には伊藤主将がドロップゴールを決めるなど御所実を突き放し、結果は23対14の劇的な逆転勝利となった。

地元から熱い声

 決勝の様子は同校のシンフォニーホールで映し出され、生徒や保護者など約500人が固唾をのんで見守った。前半から一転、見事な逆転劇に会場は大いに沸き立ち、悲願の単独優勝を祝福。

 1年生の女子生徒は「超かっこよかった。ラグビーW杯でラグビーのファンになって、今回の大会も花園まで応援に行ったので優勝して本当によかった」。また、息子がラグビー部OBの保護者は「前半負けていてハラハラしたが、これまでずっと応援してきて、後半絶対逆転してくれると信じていた。単独初優勝というすごい結果を出してくれてうれしい」と喜びを語った。

 翌日8日には同校で優勝報告会が開かれた。藤原秀之監督は「点数を積み上げることによって少しずつ相手にプレッシャーがかかり、流れをつかむことができた。この勝利は皆さんの協力があってこそ」とあいさつ。「こんな気持ちで横浜に帰って来られたのは初めて。改めて勝ってよかった。今後は地域の皆さんとラグビーを通じて交流を深めていきたい」

 伊藤主将は「応援が力になって優勝することができた。まずは感謝の気持ちを伝えたい」とあいさつ。また、「藤が丘から来てくれた人がいて、地域からも応援されているんだなと実感。ありがとうと伝えたい」と思いを口にしていた。

 桐蔭は昨年春の全国選抜大会、夏の全国7人制大会を優勝しており、今回の優勝で高校ビッグタイトル3冠にも輝いた。
 

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

青葉区版のトップニュース最新6

「世界で活躍」誓う

國學院大學平林清澄選手

「世界で活躍」誓う

大阪マラソン優勝祝賀会

4月11日

全員、目指すは「プロ」

桐蔭横浜大サッカー部

全員、目指すは「プロ」

初の新入生入部記者会見

4月11日

再整備に向け前進

藤が丘駅前地区

再整備に向け前進

基本計画まとまる

4月4日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

プレゼン大会で最高賞

柿の木台在住高橋春帆さん

プレゼン大会で最高賞

昨年から顕著な活躍続く

3月28日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月28日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「緑内障で併用してはいけない薬について」 コラム【33】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    4月11日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook