青葉警察署(橋谷田裕樹署長)が11月、県警察学校=栄区=で開催された「神奈川県警察慰霊祭剣道大会」で12年ぶりに優勝。同柔道大会でも3位の好成績を残した。署の士気が高まる中、橋谷田署長は「青葉のまちの安全安心に繋がっていく」と語る。
青葉署は剣道の部で6人戦の対抗B組に出場。先峰、次鋒、四将までは警察官拝命後に段位を取得した3段以下の署員、三将、副将、大将は制限無く出場ができるルールのもと行われた。
出場メンバーは、先峰に石川健さん(33)、次鋒に高橋悠一さん(30)、四将に小林雄太さん(29)、三将に東山昭夫さん(24)、副将に佐藤航太さん(33)、大将に小川智さん(34)。
試合は初戦の座間署、2回戦の都筑署ともに、次峰、四将、三将が3勝して準決勝に順調に駒を進めた。対戦相手は昨年敗戦した緑署。前の試合では緊張して思うように動けなかったという先峰の石川さんが華麗なメンで2本勝ち。次鋒で落とすも流れを渡さずに四将、三将共にメンを決めた。副将で1本負けを許したものの大将戦を引き分け、3-2で接戦を制し、決勝へ勝ち進んだ。
決勝は昨年優勝の旭署。先鋒が落とすも攻めの姿勢がチームを鼓舞し、次鋒がコテで2本勝ち、四将の小林さんは4試合全勝という圧倒的な強さを見せつけた。三将が引き分け、副将が冷静な試合運びで決めたコテが優勝の決め手となり3-2で勝利。12年ぶり、3回目の優勝を果たした。出場はなかったものの太田亨さん(39)、鈴木雄太郎さん(35)も高段者として稽古のアドバイスや応援に徹し、選手全員が初となる優勝を掴んだ。佐藤さんは「素直にうれしい。各課の精鋭が集まり、団結力も一番。署活動にもつながる」と話す。後藤俊弘監督(59)は「鍛錬の成果を優勝という成績で収められた。署内の士気もあがり、署員一丸となり安全安心に努めていく」と年末年始の特別警戒を前に気を引き締めている。
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