区内企業2社がこのほど、「優れた商品・技術を生産する事業者」として市経済局から認定を受けた。
認定を受けたのは「(株)トッケン」(森正子代表取締役・新羽町575)と「インフィニテグラ(株)」(清水喜弘代表取締役・新横浜2の2の8)。市の販路開拓支援事業の一環で、市立図書館や幼稚園など行政で関連する現場や社会全般の課題解決に役立つ商品技術を生産・保有する中小企業を認定するもの。
折りたたみ式鉄棒
トッケンは、折りたたみ式の鉄棒が「行政課題解決型」に認定された。7色のカラーバリエーションに加えて、女性でも簡単に収納や持ち運びができ、4段階の高さ調整が可能な点などが評価された。同社の生産本部・小田部裕行本部長によると、既存客の保育園や幼稚園などから寄せられた声を反映し、小型ながら安定感がある商品に仕上げたという。また、森社長は「幼少期に当社の鉄棒で遊んだ子どもたちが、将来五輪で金メダルを取ってくれたら嬉しい」と期待を込めた。
小型サーマルカメラ
「社会課題解決型」に、カメラ開発を手掛けるインフィニテグラの、熱画像を撮影する小型サーマルカメラOWLIFTが認定。42×22×13㎜、10gと小型化に成功した同商品は、監視カメラなどでの実用性が期待される。また、一般的に15万円以上するのに対して5万円前後に設定。さらにUSBにも対応しており、パソコンや携帯電話に接続が可能なほか、インターネットでの相互通信を実現。清水社長は「国内外問わず、認知度を高めたい。今後も社会貢献できる製品を生み出していきたい」と話した。
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