六ツ川1丁目のコーヒー豆店「まめや」の店内に東日本大震災で被災した子どもたちの詩、25点が展示されている。これは、同店の飯村喜代子さんが色紙に筆で書いてまとめたもの。
飯村さんは31年前、小学5年生の長男が持久走の授業中に倒れ、心不全で亡くなったことをきっかけに、その後、子どもの言葉を書にして残す活動を始めた。3年前からは、読売新聞に掲載されている子どもの詩を色紙に書き、学校に贈ることもしている。
今回の詩は、5月に同紙に掲載された宮城県や岩手県の園児、児童、生徒が書いたもの。地震発生時の様子や避難所生活について書かれているものが多い。作品を2点作り、1点は学校などに贈った。自分の詩が展示されていることを知った仙台市の保育園児の親子が先日、同店を訪れたこともあった。
飯村さんは「子どもたちの前向きなメッセージを受け取ってほしい」と話している。問い合わせは同店【電話】045・721・1010。ホームページ(http://www.iimurasokyu.com/)でも作品が見られる。
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