永田みなみ台の南永田団地で2月18日、小学生らがスズメの巣箱を作り、団地内に設置した。
これは団地内で活動する「サロン花籠」(寺沢房子代表)が行ったもの。団地内の小学生が通う永田台小学校で「命」をテーマにした取り組みが行われていることを受け、スズメの観察を通して身近な環境に関心を持ってもらおうと企画した。木が多くある同団地内ではさまざまな鳥が見られるが、最近ではスズメが減ってきているという。
巣箱作りにはサロン花籠の呼びかけに応じた同校の児童ら30人が参加。正面に直径6cmの穴が開けられた板などを組み合わせ、高さ25cmの巣箱を3個製作した。完成した巣箱は大人が団地内の木の枝の間に取り付けた。
参加した三浦勝之君(6年)は「これでスズメが増えてくれると思う」と話し、一緒に参加した野口凌弥君(同)も「これからは巣箱を気にして歩くようにしたい」と観察していくという。
サロン代表の寺沢さんは「子どもたちは楽しそうに巣箱を作っていた。これを機に子どもとの交流を続けたい」と話し、取り付けを行った渡邊乃志男さんも「この団地の緑豊かな環境を子どもにも感じてもらえれば」とスズメの”訪問”を心待ちにしていた。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|