少年野球チーム「唐沢チャレンジャーズ」に所属する山口竜生君(山元小6年)がこのほど、横浜DeNAベイスターズジュニアの選抜メンバーに選ばれた。
このチームは、野球少年にプロ野球選手の夢を身近に感じてほしいと、プロ12球団がジュニアチームを結成して優勝を争う「NPB12球団ジュニアトーナメント ENEOS CUP」に参加するためのもの。
選考会には、県内から415人の小学6年生が参加。技術面のほか、勝利への熱い気持ちやチームメイトを思いやる心、野球に向かう真摯な姿勢などを基準に18人が選考された。
山口君は唐沢チャレンジャーズのエースとして活躍。選抜メンバー入りには「神奈川の代表という責任感を持って戦いたい」と力強く話す。さらに、「声を掛け合う、全力疾走をするといった基本的なことを徹底できるようになり、一致団結していきたい」と話し、「ストレートでガンガン攻めるピッチングに注目してほしい。たくさん三振を奪いたい」と意欲を見せている。
すでにチームで練習を行っており、12月26日から札幌ドームで行われる大会を目指す。
プロ選手も輩出
同大会は今年で8回目。参加者から後のプロ選手が出ているほか、今年の夏の甲子園で1試合22奪三振の大会新記録を出した桐光学園の松井裕樹投手も07年にベイスターズジュニアに選ばれ、この大会に出場していた。
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