精神障害や医療について考える「ご近所フォーラムinみなみ」が7月6日、南公会堂で行われ、約80人が参加した。
フォーラムでは6月に改正された精神保健福祉法について、担当した厚生労働省精神・障害保健課の重藤和弘前課長が解説した。重藤氏は、旧法である「精神病者監護法」では精神障害者の家族が治療を受けさせるなどの義務を負う「保護者規定」があったが、家族らの反対もあり、今回の改正で撤廃されたことを紹介。フォーラムの実行委員長で精神障害者の立場から活動する広田和子さんは「113年も続いた保護者規定がようやく撤廃され、障害者本人が主体の医療が実現する第一歩となった」と評価した。
後半のディスカッションで広田さんは、「精神障害に対する理解を深めるには、私たちが当たり前の暮らしを見せることが最大の啓発になる」と語った。
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