子育て世代に防災講座 「はぐはぐ」が被災者招く
乳幼児のいる家庭の防災を考える「おやこBOUSAIレッスン」が7月6日、大岡地区センターで行われた。主催は南区地域子育て支援拠点「はぐはぐの樹」と南区こども支援課。乳幼児を育てる親や地域サロン運営者など約130人(主催者発表)が参加。父親の参加も多く見られた。
講座では中越地震被災者で、NPO法人「多世代交流館になニーナ」代表の佐竹直子さんが子育て中の震災体験談を話した。佐竹さんは「困った時に『助けて』と言える勇気を持ってほしい。そして、気軽に言える地域との結びつきを普段から作ってほしい」と呼びかけた。5カ月になる女児の母親は「実際に震災を体験されたママの話を聞けて良かった。防災対策を考えたいと思う」と意識を改めた様子だった。
参加者は講演後にレジ袋でのおむつカバーの作り方やミルク代用品の試食など6つのコーナーを体験した。
はぐはぐの樹施設長の横田美和子さんは「佐竹さんの話を聞けたことは貴重だったと思う」と話し「はぐはぐの樹でも施設での避難訓練や8月末にAEDの講習など、継続して子育て世代に向けた防災支援を行う予定」だという。
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