太田地区東部連合町内会のコンフォール清水ヶ丘青葉会(岸千恵子会長)は東日本大震災をきっかけに防災部を立ち上げ、災害時のマニュアル整備などを行う。
震災前までは年1回、防災訓練を行う程度だったが、災害時の救助体制を整えようと、防災部を作った。3カ月ごとに交代する当番役員に対し、防災用発電機を試運転してもらったり、家具の転倒防止方法などを説明している。現在、10人の防災部の部長を務める堀川克久さんは「3カ月交代なので、結果として多くの人が参加することになり、意識が高まる」という。
災害対策マニュアルの整備に着手し、震度5強以上の地震の時は、両隣に声をかけ、被災状況を確認することを定めるなど、マンションならではの内容を盛り込んだ。副部長の平戸幸夫さんは「誰が見ても分かるようなマニュアルにしたい」と2カ月に1度行う防災部の会議で、さまざまな災害に対応できるよう、整備を進めていく。
岸会長は「家の中の防災対策や隣近所を助け合うという意識の高まりはまだまだこれから」と話し、防災アンケートなどを通して、関心を高めていく。
■コンフォール清水ヶ丘青葉会…設立1999年、加入世帯数135
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