南区版 掲載号:2013年8月29日号
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高齢女性と中学生 「情報共有で地域防災を」 NPOが講座初企画

社会

自宅周辺の危険な場所を確認する参加者
自宅周辺の危険な場所を確認する参加者
 高齢女性と中学生が一緒に防災について学ぶ連続講座の初回が8月19日、南中学校(河島一校長)で行われた。日中、地域に残っている両者をつなげ、防災情報を共有していこうと、NPO法人「シャーロックホームズ」(東恵子理事長)が企画したもの。今後も災害時に実践できる取り組みを学んでいく。

 同法人は市内を中心に子育て支援活動を展開する。今回の講座「異世代で考える防災・減災術」は、東日本大震災後から女性の役割を考える「シニア女性防災塾」を開いているフォーラム南太田の支援を受けて初めて実施するもの。

 防災情報の共有を目的にした初回の講座は「南区の地図を読みこなそう」がテーマ。高齢女性11人と南中の生徒9人、南消防署の職員が参加した。同法人と3年前から地域防災の取り組みを進める総務省消防庁の防災図上訓練指導員・鈴木光さんが講師を務めた。

 講座では、区内で最大震度7の地震が発生した場合の被害予想が説明され、阪神淡路大震災の映像を見た。その後、区が作るハザードマップと関東大震災前後の古地図を比較しながら、液状化現象や土砂災害の危険エリアを確認した。

 高齢女性は「昔の地盤など地域の知らないところが分かって勉強になった」と防災意識が高まった様子。一方、中学生たちは自分の家を地図上で見つけるだけで苦労していた。

 鈴木さんは「地域に残っている人がまちのこと、お互いのことを知っていなければいけない。一番の防災は『地域との結びつきを普段から強めること』」と話した。南消防署予防課の松永ゆりさんは、中学生たちに「今は元気なシニアの方たちも、避難所では想像できないくらい落ち込んでいるかもしれない。その時は声をかけてあげて」と呼びかけた。

自分の家の対策から

 講座後のアンケートで中学生からは「通学路の安全を再確認したい」や「家族と話し合いたい」、シニア世代からは「自宅の安全対策や備蓄品の見直しをしたい」と、自分の家、家族との災害対策を見直したいという声が多かった。

 今回は防災情報を共有し、地域の結びつきを強めることが目的だったが、まずは自分の家の対策を考えることが課題という現状が浮き彫りになった。

 同法人は「震災時、自分が役に立つ存在だということを知ってほしい」と話し、「これからも地域防災活動を続け、意識改革を行っていきたい」とした。

 講座の2回目は、災害時の情報活用をテーマに「シニア編」「ティーンズ編」と分けて10月、12月に実施。高齢女性には携帯電話の活用法を、中学生にはホームページ作成法を教える予定。

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