区制70周年を記念し、写真で南区の歴史を振り返る「みなみ大写真展」の第1弾が10月5日から14日(7・8日は休館)の午前10時から午後6時まで、吉野町市民プラザで開催される。主催する70周年記念事業実行委員会(大津幸雄会長)では、ポスターを制作し、告知している。
50年前の自分に再会
そのポスターで、真金町に住む吉田輝子さん(72)は、思いがけず、約50年前の自分に再会した。
最初に発見したのは、夫の和正さん(83)。区役所に貼られていたポスターを見て気が付いたという。「何か見覚えがある気がしてよくよく見たら、娘をおぶっている妻だった」と話す。輝子さんは「私が提供したわけではないので、本当にびっくり」と驚いた様子。
南区役所によると、写真は市が1964年に「三吉橋停留場」で撮影したもの。左側に当時1歳だった長女の祐子さんをおぶった輝子さんが写っている。祐子さんは現在アメリカに移住しており、電話でこのことを知らせると「ポスターを記念にもらって」と喜んでいたという。「偶然にも娘が5日に帰国するので、みんなで写真展に行きたい」と吉田さん夫婦は話す。
記念誌も発売
同展は入場無料。12月まで開催され、11月下旬には南区役所で、12月上旬には南図書館で行われる。また、今回の写真を集めたカラー版記念誌も10月5日から発売される。価格は350円で区役所売店や区内書店で販売予定。
同展に関する問い合わせは南区役所地域振興課【電話】045・743・8195。
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