江戸時代の荷役制度「助郷(すけごう)」を再現した行列が10月13日、永田小学校で行われた「北永田ふるさとふれあいまつり」の中で披露された。
助郷制度は、大名行列などの際、幕府の命令に応じ、近隣の村が人馬を提供したもの。保土ケ谷宿に近かった当時の永田村からは、多くの人や馬が借り出された歴史がある。
行列は地元有志の「永田助郷伝承保存連」(金子進治会長)が20年前に復活させ、2年に1度、同まつりに合わせて出されている。
保存連のメンバーや永田小、永田中の児童・生徒、教諭ら50人が行列に参加。はんてんを着て長持を担ぐなどして校庭内をゆっくり歩いた。着物姿の町娘に扮した教諭には子どもから「先生、きれい」との声が飛んだ。保存連の金子会長は「この伝統を子どもに引き継いでいきたい」と話した。
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