子どもや障害者と弘明寺商店街(鈴木一正理事長)の店舗が交流する目的の企画「おみせサンタ」が12月6日、7日に行われた。同商店街と南区社会福祉協議会、市ボランティアセンターが企画したもの。
15店がスタンプラリーのポイントとなり、参加者はそのうちの7店を回ってスタンプを集めるとプレゼントがもらえる。参加店の店員はサンタクロースに扮し、子どもが「メリークリスマス」の合言葉を伝えると、飴などを手渡した。
事前に商店街周辺の地域作業所などにラリー用紙を配布したこともあり、2日間で約200人が訪れた。
弘明寺町に住む主婦の戸塚恵子さんは娘のみおちゃんと参加。「スタンプを求めて、今まで入らなかった店にも入った。いつも楽しい商店街だと感じる」と笑顔で感想を話した。
同商店街の細井勇人さんは「車いすの方が入りづらい店舗があることも分かった」と障害者が多く訪れたことによって、商店街の課題が見つかったという。
市ボランティアセンターは「障害者が店を一度訪れたことで、次回、その店に行きやすくなったと思う。この企画が住みやすいまちづくりにつながれば」と交流への期待感を示した。
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