南区出身でアトランタ、シドニー五輪の陸上400mハードルなどに出場した苅部俊二さんによる走り方教室が12月8日、大岡公園で行われた「みなっちランニングフェスタ」内で開かれた。
小学生ら約100人を前に苅部さんはストレッチの方法や前傾姿勢で飛び出すスタートのコツなどを指導。最後は子どもと一緒に約50mをダッシュ。瞬時にトップスピードに乗る走りに、周囲から歓声が上がった。
指導を受けた根本瑞穂さん(六つ川西小6年)は「ストレッチは家でもできそう」と話し、得意にしているダンスや体操に活かしていきたいとしていた。
現在、法政大学陸上部の監督を務める苅部さんは、蒔田小、蒔田中の出身。弘明寺商店街でよく遊んだという。「地元に恩返しをすることが使命だと思っている」と南区から五輪を目指すようなアスリートが生まれることを期待した。
フェスタでは幼稚園児から小学3年生までの親子レースも開かれ、100組以上の親子が手をつないで公園や周辺を走った。
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