県立横浜国際高校(里見正憲校長)の1年生17人が2月2日、埼玉県で行われた「高校生英語ディベート大会ウィンターカップ2014」に初出場し、5位入賞を果たした。
大会は、高校生のディベート(討論)を通した英語による表現力の育成などを目的に、関東地区の学校を対象に開催しているもの。12月に実施される「全国英語ディベート大会」の上位入賞校などが多数出場しており、毎年レベルの高い討論が繰り広げられる。
試合は決められた論題に対し、肯定側と否定側に分かれて2校が討論。ジャッジ(審判)がそれぞれの意見や説明に優劣をつけて勝敗が決まる。今大会では、日本の電力発電エネルギーを取り巻く社会問題が論題となり、1都7県から39校が参加した。
同校は、事前に調べた電力エネルギーに関する客観的なデータやグラフなどを用いて論理的な説明を展開。4試合で3勝を挙げ、過去に全国大会優勝の実績を持つ宇都宮高校(栃木県)と並ぶ5位タイとなった。
出場した小林丘花(くみ)さんは「現在抱える社会問題の将来や未来を予想して話すのが大変だった」と振り返り、天野渓太君は「来年もこのメンバーで参加したい」と、出場17人が一丸となった結果であることを強調した。
今後、同校は全国大会を目指し、予選を兼ねて秋に行われる県大会への初挑戦を予定している。指導にあたる堀江泰子教諭は「今回3つ勝てたことが自信になった。秋につなげていけたら」と抱負を述べた。
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