市立永田台小学校(住田昌治校長)が創立40周年を迎えたことを祝う記念式典が3月5日に行われた。
児童、教諭のほか、保護者や地域の自治会町内会の関係者などが多数出席。体育館には、”40歳”を祝って紙などで作った高さ約1・5mの「バースデーケーキ」が置かれ、制作に携わった児童は「これまで以上に学校を好きになった」と、舞台上で熱い思いを語った。その後、学校の発展を願い、全校児童で校歌を斉唱した。
同校では今年度、40周年記念行事を通して地域を巻き込んだ学習活動を推進。地元から講師を招き、児童が戦争について考える授業や田植え体験などを行ってきた。記念行事の中心的役割を担った40周年実行委員会の宮崎由香委員長は、「子どもと地域の方が気軽に言葉を交わす仲になれた。絆が生まれたと思う」と手応えを口にする。
式典の後には、各学年が学習活動を発表する「かがやき祭」が行われ、児童と地域の人々が積極的に会話を交わす光景が見られた。
OB、OGも祝福
40年間で同校を卒業した児童は約3800人。式典には開校初年度の教諭が訪れたほか、OB、OGも祝いに駆け付けた。宮崎委員長も卒業生の一人で、当時の担任教諭と偶然にも再会。「昔話で盛り上がった」と笑顔を浮かべていた。
住田校長は「周年行事は開校当時など、過去の人の思いを知ることが大事。40年の学校の思いを未来につなげていけたら」と話した。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|