大規模災害が発生したことを想定した医療救護訓練が3月13日、宿町の南区休日急患診療所で行われた。
大地震などの際、南区が設ける災害対策本部の中で「医療救護隊」が同診療所や地域防災拠点で診療を行うことになっている。
同隊は、医師、歯科医師、薬剤師、看護師と区職員で構成され、震度6弱以上の地震が起きた時は同診療所に集まることが決められている。
医師らのメンバーが参加して同隊の訓練を行うのは今回が初めて。訓練は、この日の午前8時30分に震度6強の地震が発生した想定で進められた。集まった36人の医師らが3班に分かれ、医療機関などの被災状況を把握しながら、提供できる医薬品を確認し、診療を行う準備を進めた。
訓練に参加した南区医師会の北浜正会長は「まず、救護隊のメンバーが顔を合わせられたことに意義がある」と話した。区は今後、救護隊のマニュアル作りを進め、災害時の医療体制を整備していく。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|