別所にある空手道場、武蹴会館に所属する小学4年生の田丸斗翔君、6年生の柳真志君、5年生の浜元空君の3人が、埼玉県で4月26日に行われた「全日本青少年空手道選手権大会」に出場し、表彰台に立った。
大会は国内各地や海外に複数の支部を設け、世界的知名度を持つ極真空手道連盟極真館が主催。国内外から集まった小・中学生の選手が学年、性別、体重別に分かれて試合を行い、トーナメント戦で優勝を争う。
「初戦負け」をバネに
小学4年男子重量級(33kg超)に出場した田丸君は、151cmの長身を生かした攻撃と固いガードを武器に勝ち進み、出場27人の頂点に立った。田丸君は昨年、同大会に初出場したが、1回戦で敗退。今回は「絶対に優勝する」という強い気持ちで臨み、前回の悔しさを晴らした。
また、小学6年男子重量級(40kg超)に出場した柳君は、相手の急所を突く的確な攻撃が光り、準優勝。小学5年生男子重量級(35kg超)の浜元君は、豊富なスタミナと積極的な攻めが冴え渡り、3位に入った。
3人を指導する師範の北島文人さんは「みんなよく頑張ってくれた。自分に自信を付け、人に優しい選手になってほしい」と今後のさらなる成長を願った。
2006年に創設した武蹴会館には、3歳から小学生まで約60人が所属。空手を通じて強い心と礼儀を育て、健全な子どもの育成を目指して活動している。今年1月に磯子区根岸に、5月には井土ヶ谷に新しい教室をオープンさせるなど、競技の普及に積極的に取り組んでいる。
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