大岡地区の社会福祉協議会、連合町内会、連絡協議会、交通安全母の会などが主催する安全教室が6月7日、南小学校で行われた。
安心して過ごせる地域づくりの一環として実施したもので、県警署員らが講師となり、集まった住民約90人に自転車乗車時のルールやマナーなどを解説した。
当日は大雨に見舞われたため、校庭で予定していた実演講習は中止に。体育館にスクリーンを設置しての講義が行われ、参加者は交差点での一時停止、日常点検の重要性などを学んだ。また、自転車が通行できる路側帯を左側部分に限定することなどが盛り込まれた改正道路交通法に関しても説明された。
同地区連合町内会の加賀美長明会長は「動画を交えた解説もあり、事故の恐怖を感じた。参加した人は安全意識が高まったのではないか」と感想を語った。
南区で今年6月6日までに発生した人身交通事故231件のうち、約20%にあたる47件は自転車が絡む事故。南署交通課の堤一幸課長は「こうした試みが家族で交通安全に関して話し合うきっかけになれば嬉しい」と話した。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|