神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2014年12月11日 エリアトップへ

ウォーク事業開始1カ月 歩数計使用法で混乱も 登録は6万5千人突破

社会

公開:2014年12月11日

  • LINE
  • hatena
歩数計をリーダーにかざすとポイントが貯まる
歩数計をリーダーにかざすとポイントが貯まる

 歩いて健康づくりをしてもらおうと、市が40歳以上の市民を対象に11月から始めた「よこはまウォーキングポイント事業」の参加者が6万5千人を超えた。市の予想を上回る参加者が集まる一方、事業に必要な歩数計の使い方が分からなかったり、ポイントを貯めるために訪れた店舗でトラブルが発生するなどの混乱も起きている。そのため、南区は「正しい使用方法を知って」と呼びかけている。

 同事業は、ウォーキングを通し、日常生活の中で楽しみながら健康づくりをしてもらおうと始めたもの。

 希望者に3千円相当の歩数計を送料630円のみで配布。計測した歩数を店舗や施設に設置された専用リーダーでポイント化。一定数を集めた参加者は3カ月ごとに行われる抽選に参加でき、商店街などで使える商品券(3千円相当)が当たる。歩数記録やほかの参加者と比較した順位は、パソコンなどで確認できる。

 11月17日時点で登録者は6万5千人を超え、歩数計の発送が追い付かない状況。市は今後もこの事業を続け、4年間で30万人の参加を見込んでいる。

 初期設定やポイント獲得には、専用リーダーに歩数計をかざす必要がある。リーダーは市内約530カ所、南区には23カ所の店舗、施設に設置されている。

設定法分からず

 ある参加店によると、開始当初、歩数計の設定方法が書かれた説明書を読んでいなかったり、理解していない人が店を訪れ、店員に使用法を聞くことがあったという。店員は「リーダーの操作法しか分からない」と困り顔。別の参加店では、接客中にポイントを貯めに来た参加者に店員が「接客が終わるまで待って」と伝えたところ、参加者がその対応に不快感を示したという。市は店舗にリーダーを設置することで、来店のついでに買い物をしてもらうことを期待しているが、参加店からは「ポイントを貯めるだけで買い物をしてくれない」と不満も出ている。

 南区福祉保健課は「歩数計を持っていてもリーダーにかざしていない方が多く見受けられる」と話す。正しい使用方法を理解してほしいと呼びかけ、「不明な点は事務局(【電話】0570・080・130)に問い合わせて」という。

南区版のローカルニュース最新6

公益社団化10周年祝う

横浜南法人会

公益社団化10周年祝う

3月28日

団体横断的な防災活動を

団体横断的な防災活動を

デスク・レポート

3月28日

高田市議の後援会発足

「気になる選手 見つかる」

DDTプロレス大石真翔選手

「気になる選手 見つかる」

30日、中区で大会

3月28日

「みなっち」仕様 防災ボトル

「みなっち」仕様 防災ボトル

自治会・団体向けグッズ

3月28日

4月から「南区版」は「中区・西区・南区版」となります

【Web限定記事】タウンニュース社からのお知らせ

4月から「南区版」は「中区・西区・南区版」となります

3月28日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook