市立横浜商業高校(冨地正博校長)が主催する「横浜学生フォーラム2014」(YSF)が12月20日、西区花咲町の市教育委員会事務局で行われた。
フォーラムは同校に国際学科が設けられた2003年から実施。Y校生が市内外、外国の高校生と英語で意見を交換している。
今回は台湾の2校を含む13校、112人の生徒が参加。「Children」(子ども)をテーマに、先進国や発展途上国の教育や少年兵、路上で生活するストリートチルドレンの問題などについて話し合った。
Y校からは国際学科の51人が参加。プレゼンテーションで登壇した桑原ほのかさん(2年)と高橋美優さん(同)、西ノ坊緒梨さん(1年)の3人は、日本とフィンランド、アメリカの3カ国の教育を比べながら日本の「道徳」について考えるべきと主張した。
教育関係者を含め、約200人が集まった会場で堂々と英語でスピーチした西ノ坊さんは「準備をしっかりしていたので楽しめた。今後の学習に生かしたい」と語った。
フォーラムでは司会、受付など、進行のほとんどをY校生が担当した。国際学科主任の栗栖裕教諭は「初対面の生徒が英語で思いを伝え、理解しようとすることで良い刺激になったのではないか。今後は市外や海外の参加校を増やしたい」と感想を述べた。
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