藤の木小の児童らが集まる「藤の木ポラリスミニバスケットボールクラブ」の女子チームが1月24日、磯子スポーツセンターで行われた「市南部連盟冬季大会」決勝戦を制して優勝した。
大会には南、磯子、港南、金沢の4区から20チームが出場。決勝で六ツ川のチームと対戦した藤の木は、相手の高い守備力に苦しめられながらも後半、前線からの「プレス攻撃」が功を奏し、42対30で勝利した。
市南部のチームが集まる主な大会は2月の新人戦を皮切りに4月の春季、9月の秋季、1月の冬季大会の4つがある。藤の木は今年度、そのすべてで優勝。同クラブ史上初となるの「4冠」を達成した。主将の桑澤美月さん(藤の木小6年)は「4大会優勝は予想していなかった。最後の大会で勝つことができ嬉しい」と歓喜の瞬間を振り返った。
「子ども集め」に苦労
1985年に結成された同クラブは今年で創部30年。藤の木小で練習に励む。現在、女子チームには1年生から6年生まで16人が所属するが、3、4年生がいない。女子チームでヘッドコーチの水野美須子さん=人物風土記で紹介=は「子どもが少なく、部員集めが最初の難題」と苦しいミニバスケの現状を話す。水野さんは「低学年には一生懸命ボールを追いかける楽しさを伝え、まずは競技に触れてもらうことから始めたい」と地域でバスケットボールへの取り組みが盛り上がることを願った。
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