大岡地区センターで2月28日、「大岡ファミリーステージ」が行われた。
親子が一緒に楽しめる音楽を提供しよう同所が毎年開催しているもの。前半は大岡小の児童が竹楽器を使ったバンブーオーケストラやグラスの縁を指でこする音で演奏するグラスハープなどを演奏し、保護者らを沸かせた。
後半は大岡在住のオペラ歌手、堀口加奈子さん=人物風土記で紹介=とピアニストの大間史絵さんが「アヴェ・マリア」などを披露。大間さんの弾むような伴奏に乗せ、堀口さんの力強く美しい歌声が会場を包み、訪れた350人の観客が聴き入っていた。
フィナーレでは堀口さん、大間さんと児童が「花は咲く」などを合唱した。
堀口さんは「胸がいっぱいになった。またこのステージにあがる機会をいただけたら」と親子のステージを満喫した様子で語った。同センターの鈴木幸子副館長は「たくさんの方が足を運んでくださり感謝の気持ちしかない」と美しい歌に目を潤ませながら話した。
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