南区役所は京急電鉄と連携して大岡川プロムナードの桜並木や4月の桜まつりをPRするイベントを3月18日、午後1時30分から南公会堂で行う。この中では、井土ヶ谷ゆかりのアーティスト「ケツメイシ」の楽曲を使った駅メロディが披露される。区は今後も京急などの鉄道、バス会社と連携を強化する方針で、区外、市外からの誘客に力を入れる。
区は大岡川の桜や神社、寺などを観光につながる資源ととらえ、今年度はその魅力を伝えて集客を図り、にぎわいを創出しようとしている。
沿線に情報届ける
京急は、品川から横須賀方面を通っており、区は京急の協力を得ることで、市内外に南区の魅力を発信できると考えた。京急も沿線自治体と連携して地域活性化を図りながら、旅客誘致を進めている。市内では2013年に鶴見区と誘客促進協定を結んでおり、ウォークイベントなどを行っている。
ケツメイシを起用
18日のイベント「南区×京急 桜Festival」では、京急の広報担当者が大岡川の桜と電鉄の歴史を語る。ほかにも、井土ヶ谷駅に導入する列車到着を知らせるメロディが初めて披露される。男性4人組「ケツメイシ」の大蔵(ダイゾウ)さんが井土ヶ谷出身であることから、同グループが歌う「さくら」が同日から駅メロに使用される。同駅には今後、桜の装飾が施される予定で、ムードを盛り上げる。
ほかにも、京急は弘明寺商店街のアーケードにカメラを設置し、桜の開花状況をホームページ上でリアルタイムに配信する取り組みを同日から始める。
京急電鉄広報課は「今後も桜に関するPR活動を行いたい」と意欲を見せる。区役所区政推進課は「鉄道、バス会社の情報発信力はとても大きい」と話し、今後も交通事業者と連携した区の魅力発信に重点を置き、市内外からの誘客に結び付けていく方針だ。
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