区内の医師、看護師、薬剤師ら33人が3月26日、宿町の南区休日急患診療所で医療救護訓練を行った。
震度6弱以上の地震が観測された場合、医師らは休日急患診療所に集まって医療救護隊を編成。同所での診療のほか、被害の大きい地域防災拠点などに巡回診療を行うことになっている。
訓練は昨年初めて実施され、災害時の被災状況を把握しながら提供できる医薬品の確認などが行われた。
今回は震度6弱の地震発生から3日後を想定。症状の度合いが異なる数人の「患者役」を設けて重症度などを判定しながら医師が患者を診察した。また、重症患者を区内の災害拠点病院に搬送する際、連絡手段となる衛星携帯電話を利用した通信訓練を実施。災害時に対策本部になる区役所との連携を確かめる無線機を使った訓練も行われた。
医師らの参集拠点になる休日急患診療所で指揮を執る南区医師会の北浜正会長は「昨年より実践的なことに取り組めた。継続していくことが必要」と訓練の重要性を述べた。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|