邦楽普及のために活動する南区三曲会(大澤富子会長)が3月27日、別所の障害者地域活動ホーム「むつみ」でボランティア演奏会を行った。
障害がある人が働く同所では、年度末に1年間の就労をねぎらう「おつかれさま会」を毎年実施。三曲会は10年以上前からこの会の中で演奏会を行っている。
施設内に琴が並べられ、利用者やスタッフなど40人以上が集まる中、同会のメンバー4人が「チューリップ」や「めだかの学校」など、懐かしい童謡を中心に約20曲を奏でた。
やさしい琴の音に合わせて利用者が手拍子する姿が見られるなど、終始にぎわった演奏会を振り返り、大澤会長は「年に一度だが、私たちを覚えていてくれるので再会が嬉しい。これからも邦楽を楽しんでもらいたい」と演奏会の継続に意欲を示した。
「むつみ」の塚原拓副所長は「施設でこうした伝統の音楽を聴く機会はほとんどないこと。貴重な体験」と喜んだ。
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