横浜清陵総合高校レスリング部3年生の松本直毅君=人物風土記で紹介=が、3月28日から新潟県で行われた全国高校選抜大会の120kg級で3位に入った。
120kg級には各都道府県の上位選手ら45人が出場。昨夏の高校総体と秋の国体で3位に入った松本君は、1月に行われた関東選抜大会で準優勝し、全国選抜出場を決めた。
持ち味のスピードある攻撃で初戦、3回戦、準々決勝を順当に勝ち上がる。準決勝は中盤、ポイントで逆転を許す苦しい展開。「追う立場になり焦ってしまった」と終盤に差を広げられて敗れた。松本君は「前半にもっと攻めていればよかった。弱気になってしまった」と振り返った。
ハンデ乗り越え
清陵高校レスリング部は8人の選手が所属。ほとんどが軽量級で、同じ階級の練習相手がいない。相手を求めて県内の大学に「出稽古」を重ねるなど、格上に胸を借り続けた。また、180cmを超える選手も多い階級の中で松本君は身長171cm、体重103kgと小柄。体格のハンデを乗り越えようと、動きの速さや技の切れ味を磨いて大柄な選手に対抗した。顧問の渡部沙織教諭は「マイペースで人に流されない。芯が強い選手」と評価する。
松本君は「先行されると逆転できない弱さがある。攻撃の種類を増やしたい」と夏のインターハイでの飛躍を誓った。
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