蒔田町の西森稲荷神社で4月19日、例祭が行われた。氏子や周辺住民など約20人が集まる中、地域の発展、安全などが祈られた。
例祭では、釜の上にせいろを置き、その中に米を入れ、釜を炊く「鳴釜神事」を行っている。用意された米を参拝者が順番にせいろの中に入れた。釜から「ボー」という音が鳴ると縁起が良いとされ、昨年は火をつけてから数分で鳴ったが、今年は鳴らなかった。
この日は珍しい神事を見ようと、市外から訪れた人もいた。同神社は真金町の金刀比羅大鷲神社の兼務社になっている。大鷲神社神職の本多由樹さんは「昨年鳴ったのも数年ぶりで、鳴らないことの方が多い」と参拝者に説明していた。
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