市立横浜総合高校ボクシング部の小浦菜々美さん(1年)が3月22日から福島県で行われる全国高校選抜大会に出場する。
小浦さんは、昨年9月に行われた関東選抜大会で最軽量のピン級(43kg超、45kg以下)で優勝。関東代表選手として全国行きを決めた。高校での戦績は4勝1敗。同校の選手が全国選抜大会へ出場するのは男女通じて初めて。
格闘技一家の末っ子
小浦さんは4人兄妹の末っ子。全員が空手を習う格闘技一家で育ち、「気づいた時には自分もやっていた」とフルコンタクト空手を始めた。5歳年上の兄の影響で、中学からボクシングに転向。中区にある「E&Jカシアス・ボクシングジム」に入り、技術を磨いた。中学生女子アマチュアチャンピオンに輝いた実績もある。
身長151cmと小柄ながら、素早い身のこなしと豪快なパンチが持ち味のファイター。同部顧問の古澤順子教諭が「負けん気が強い」と話す強心臓を持つ。
同部での練習のほか、ジムで男性プロボクサーを相手に練習をこなす小浦さん。プロボクサーの兄・翼さん(21)に技術的な指導を受けているという。「家族も応援に来てくれると思う。一戦一戦集中して優勝を目指す」と力強く語った。
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