南区版 掲載号:2016年7月14日号
  • googleplus
  • LINE

井土ヶ谷森川さん 「難病の娘に心臓移植を」 支援者、募金で手術費集め

社会

手術を待つ陽茉莉ちゃん(家族提供)
手術を待つ陽茉莉ちゃん(家族提供)
 心臓の難病を抱える井土ヶ谷上町の会社員・森川孝樹さんの長女・陽茉莉(ひまり)ちゃん(1歳6カ月)が米国で心臓移植手術を受けられるように、両親や支援者らが募金活動を行っている。手術には約2億9500万円が必要で、6月末から毎週末、駅頭で支援を募っている。孝樹さんは「家族で一緒に暮らしたい。力を貸してほしい」と娘の命を守るために訴えている。

10万人に1人

 陽茉莉ちゃんは2015年1月に生まれた。3月、突然呼吸困難を起こし、「拡張型心筋症」と診断された。この病気は、心臓の筋肉が広がって薄くなり、血液を送ることができず、呼吸困難になるなどの恐れがある難病。10万人に1人の割合で発症するとも言われる。父親の孝樹さんは病名を聞いた時「どんな形でも良いから生きていてほしい」と思ったという。

 発症から約8カ月間は人工呼吸器を付け、投薬治療で心臓機能の回復を試みた。しかし、11月に症状が悪化。横浜市内の病院からより専門的な治療ができる東京大学医学部附属病院に移った。そこで小児用の補助人工心臓を取り付ける手術を行ったことで、食事制限などがなくなった。孝樹さんは「自由に抱っこできるなど、陽茉莉が初めて人間らしい生活を送れるようになった」と話す。

 孝樹さんによると、補助人工心臓の装着期限は「基本的に1年間」という。これまでに1年以上装着している例もあるが、合併症が起こる確率が4割というデータもあり、長期間の装着は難しい。主治医からは「1〜2年が限界」と伝えられており、心臓移植手術を決意した。ただ、国内で小児への移植手術は臓器提供者が極端に少なく、いつ手術を受けられるか分からない。3月、同病院の主治医と関係の深い、米国・コロンビア大学病院で移植手術をすることを決意した。

約3億円必要

 手術費用は渡航費などを含めて約2億9500万円。孝樹さんの会社の同僚や陽茉莉ちゃんの母・佳菜子さんの知人らによって「ひまりちゃんを救う会」が結成され、6月下旬から関内駅や横浜駅などの駅頭で募金活動を始めた。両親は、渡航移植を経験したり、準備をしている子の両親らとも連絡を取り、アドバイスを受ける。重い心臓病を患い、陽茉莉ちゃんと同じ東大病院に入院していた大和市の迫原大輝ちゃんがコロンビア大病院での手術が決まり、7月12日に渡米したことも支えになっている。

 陽茉莉ちゃんは週1回、30分の外出ができるまでになった。しかし、日によって体調が優れない時もあるという。孝樹さんは「一日でも早く手術を受けさせてあげたい。これからも家族一緒に暮らしたい」と願う。

 今後も週末を中心に募金活動を行う予定。問い合わせは「救う会」事務局【電話】080・7967・0925。

光のぷろむなぁどの写真募集

光のぷろむなぁどに関する写真を募集しています。

http://www.yoshinoplaza.jp/2018/01/post-116.html

<PR>

南区版のトップニュース最新6件

加入者数 目標の4割

ハマの自転車保険

加入者数 目標の4割

1月18日号

「障害者スポーツを知って」

1万4千戸「再生」へ

市営住宅

1万4千戸「再生」へ

1月11日号

地域別人口データを提供

南区

地域別人口データを提供

1月11日号

救急出場、1.4倍に

消防局2030年予測

救急出場、1.4倍に

1月4日号

「つながりで『三方よし』を」

大木区長インタビュー

「つながりで『三方よし』を」

1月4日号

2つの選べるお葬式

火葬プラン15万円、 家族葬プラン45万円

http://daviusliving.jp/hall/gumyouji/

<PR>

南区版の関連リンク

あっとほーむデスク

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

文豪の世界に触れる

文豪の世界に触れる

永田地区センター 講座でゆかりの和菓子も

1月29日~1月29日

南区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • 抱いて、見つめて、話しかけて

    母乳育児支援コラム 36(最終回)

    抱いて、見つめて、話しかけて

    保健師 朝倉 きみ子〈喜べば 喜びごとが 喜んで喜び集めて 喜びに来る〉

    1月11日号

南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2018年1月18日号

お問い合わせ

外部リンク