蒔田公園で10月15日、アート企画「光のぷろむなぁど」のプレイベントが開かれる。大岡川などを船が行進する「運河パレード」に合わせて行われるもので、公園に向かって進む船団を音楽演奏などで迎え入れる。9日の東日本大会で金賞を受賞した蒔田中学校吹奏楽部も出演し、川と公園内を盛り上げる。
「光のぷろむなぁど」は毎年12月中旬に同公園や大岡川周辺を舞台にするアートイベント。蒔田地区の住民らによる大岡川アートプロジェクト実行委員会(杉山孝一委員長)が主催し、キャンドルナイトなどを行い、アートを通して人と人とのつながりを作る企画を進めている。
「光の―」は12月10日、11日に開催予定。本番の企画を早い段階で多くの人に知ってもらおうと、プレイベントを企画した。昨年、大岡川や中村川などを船団が進む「運河パレード」に同委員会が協力したことから、今年はパレードと同時にプレイベントを開くことにした。
蒔中登場
プレイベントは15日午前11時開始。プレジャーボートなどの船団が日ノ出町駅付近を出発し、公園に到着する正午ごろから川に接する親水広場でコンサートを開始。トップバッターに東日本大会で金賞を受賞した蒔田中学校吹奏楽部が登場し、船を華やかな演奏で迎え入れる。コンサートには午後5時まで6団体が登場予定。
公園内ではキャンドルや12月の本番で展示するフラッグ作りなどのワークショップがある。蒔田地区の飲食店などがスパゲッティ、カレー、お好み焼きなどを販売する屋台もあり。
同実行委員会の杉山委員長は「パレードとともに大岡川の魅力を伝えたい」と話している。
運河パレードは関内・関外のまちづくり団体らによる「よこはま都心部水上交通実行委員会」の主催。船団は蒔田公園から中村川へ入り、南区庁舎裏の浦舟水道橋を通り、石川町、元町の堀川を経由し、海上へ。午後1時30分ごろに出発地点の日ノ出桟橋に戻る。船上ウェディングも行われる。
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